キャッシング申し込みしたら、いったいどんな調査が行われるのか?

個人の借り入れ情報は一元管理されており、住宅ローンからクレジットカードでの借り入れまで、貸金業者はその情報を全て見る事が出来ます。貸金業法では、年収の3分の1以上の借り入れが出来ないと定められていますから、まず、その限度に至っているかどうかが基準となります。既に、限界に達していれば、それ以上のキャッシングは断られる事になります。

法的な借り入れが可能な場合、次に、その顧客にきちんとした返済能力があるかどうかが、最も重要な審査基準になります。特に、何の担保も取らないキャッシングであれば、なおさらです。借り入れ情報には、総額に加えて、これまでに返済の遅延があったかどうかの履歴も記載されています。闇金業者ならば別ですが、一般の貸金業者であれば、何度も返済の遅延を繰り返している顧客に対しては、満額の融資を行うわけには行きません。

また、顧客の就業情報も審査の基準となります。ただしここで注目されるのは、会社の規模では無く、就業年数のようです。勤続10年であれば、それなりの信用が生まれますし、逆に1年に満たないようであれば、何の信用もありません。

確認できる情報ではありませんが、顧客から申請のあった居住年数も審査の基準となります。同じところに長く住んでいる人であれば信用がありますし、引っ越して1年未満ではかなりのマイナスになります。キャッシングの審査はマイナス評価です。法的な借り入れ限度額から、上記のマイナス要因を差し引いていき、最終的な限度額が決まります。

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